アスパラギン酸


アスパラギン酸は、タンパク質を構成する非必須アミノ酸(体内で合成できるために必ずしも摂取する必要がないアミノ酸)です。

このアスパラギン酸は、完熟トマトに多く含まれています。

 完熟トマトはとても美味しいですが、おいしい理由は、その中に含まれるグルタミン酸とアスパラギン酸が1:4の比率で含まれているからといわれています。

また、アスパラギン酸の効能として、体内の老廃物の処理や肝機能の促進、疲労回復の作用があり、皮膚に対して代謝を活性化させる作用があるといわれています。

特に疲労回復に関しては、元気を維持するためのミネラルであるカリウムとマグネシウムを補給する必要がありますが、アスパラギン酸はカリウム・マグネシウムと結びついて、細胞内へ取り込まれることから素早い疲労回復へと繋がっていきます。

アスパラギン酸が含まれる食品としては、小麦胚芽、うなぎ、大豆、マグロ、アスパラガス、海苔などが挙げられます。

このアスパラギン酸は光学異性体を持ち、人間のからだの中にあるアスパラギン酸はL体だけです。通常の体内にあるアミノ酸はほとんどがL体になっています。

この光学異性体とは、アミノ酸分子の原子組成は一緒なのですが、炭素に着く4つの原子の配列が異なるものを言い、これがタンパク質の構造を決定するため、重要な構造となっています。

またアスパラギン酸は、神経伝達物質を促進する働きがあるため、アスパラギン酸不足による気分の落ち込みもあり得ます。

スポーツ選手はスタミナ補給のために、アスパラギン酸を充分にとることが多く、気分の落ち込みを防ぐためにも充分摂取するようにしましょう。
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